ダイエットといえば、まず食事を制限する人が多いですよね。しかし、この食事制限は、知らない間にストレスを生み出して余計に食べてしまう危険性があるのです。
食事制限をしているのに痩せないという人や、つい食べてしまうという人に向けて、どうしたら食事制限でダイエットがうまくいくのかを様々な視点から解説していきたいと思います。
もくじ
食事制限による脳のストレス
ダイエットしたいけど、美味しいものも食べたいですよね。我慢ばかりでは、ストレスが溜まります。無理に食事制限をすると脳はどうなってしまうのか体のメカニズムについて見ていきましょう。
まず、極端に食べない状態が続くと、体は飢餓状態で栄養不足になるので、脳は食べるということをサインとして発してきます。
食欲があるのにもかかわらず、食欲を我慢することで、脳からのサインを無視して脳内でストレスになっていくのです。
この脳のストレスが溜まると以下のような状態を引き起こします。
・いつもよりも多く食べ過ぎてしまう
いわゆるドカ食いになるのです。脳には、満腹中枢と空腹中枢を調整する役割のセロトニンというホルモンがあり、無理な食事制限でストレスを受けると、満腹中枢を司るセロトニンが減少します。
すると、満腹感を得ることができなくなり、結果いつも以上に食べてしまう悪循環に陥ってしまうのです。
このセロトニンを増やすためには、バナナやチーズ、納豆などの大豆製品を取ることをお勧めします。さらに、ウォーキングなどの運動でもセロトニンを増やすことができるので、ダイエットにウォーキングは効果的です。
・体が脂肪を蓄えてしまう
コルチゾールと呼ばれる別名ストレスホルモンが増えます。このコルチゾールが体内に増えると、体に脂肪を蓄積しやすくなり、筋肉が痩せて基礎代謝まで低下させるのです。
基礎代謝が低下するということは、太りやすい体になってしまうのです。コルチゾールを減らすためには、鯖や鮭などオメガ3脂肪酸が含まれている青魚を食べると効果的のようです。
魚以外は豆腐やクルミなどもオメガ脂肪酸が豊富で、ダイエット中の人が食べるべき食材ですね。
食事制限によるリバウンドの危険
ダイエットを成功したとしても、次に気をつけたいことがリバウンドです。食事制限で脂肪と筋肉まで落ちてしまっている状態で、食事の量を元に戻した場合、どうなるかわかりますよね。
筋肉が減り基礎代謝が低下しているので、エネルギーに変えることもできず体重が増え、リバウンドしてしまいます。
食べることが大好きな女性ほど食事制限をしても痩せないのはこういった理由のためなんです。
じゃあ、食事制限は意味ないの?と思われた人、安心してください。ダイエット成功をするために正しい食事制限の方法をお伝えします。
脳のストレスを解消しながらダイエット
脳のストレスを解消するには、脳に満腹感と美味しいという信号を送る必要があります。以下のような方法で脳をコントロールしましょう。
・食事の量を極端に減らし過ぎない
・栄養バランスのとれた食事をする
・カロリーが低く、消化に時間のかかるものを食べる
・たまに好きなものを適量食べる
さらに、食事制限でオススメのやり方をご紹介します。
3食食べながら糖質制限ダイエット
食事制限は極端に食べる量を減らすだけだと上記のようなリバウンドに繋がってしまったり体にもあまりよくありません。オススメしたいダイエット法は、糖質制限ダイエットです。
普通に3食食べながら、行うダイエットです。具体的にどういうことかというと、炭水化物や糖類などに入っている糖質だけを減らすのです。
3食しっかり食べるので、脳のストレスによるドカ食いも防げます。また、体が飢餓や栄養不足を感じないので、脂肪を溜め込むこともなくなります。
なので、基礎代謝が低下したり、脂肪が蓄えやすくなるといったことが一切なく、健康的にダイエットできるのです。
そして、食事の量を減らさないので、空腹のストレスもありません。ストレスがなければ、ドカ食いもないので、リバウンドの恐怖から解放されます。
では、糖質制限の方法を詳しく見ていきましょう。以下のようなやり方です。
糖質制限のやり方
まず、糖質が含まれる食べ物を知っておく必要があります。糖質というと甘いお菓子を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、お菓子だけではなく、普段主食で食べているご飯やパン、麺類にも含まれているのです。
ご飯やパン、麺類は炭水化物です。炭水化物は、糖質と食物繊維の総称です。主食なので、一日の摂取カロリーのおよそ半分を占めていると言われています。
ということは、ただ甘いものを減らしても糖質制限とは言えないのです。つまり、糖質制限ダイエットは、炭水化物制限ダイエットでもあります。
ただ、糖質制限ダイエットは普通の食事制限ではなく、糖質の量を減らすだけなので、糖質の含まないものは気にせずに食べてもいいことが大きな違いです。
では、糖質制限ダイエットをするときの基本の3つのポイントです。
1 1日3食、しっかり食べること
2 糖質を含むものを減らすこと
3 糖質は減らしてもカロリーは減らさないこと
ここで重要なことは、食事をしっかり取ることです。毎食、バランスのとれた食事でしっかり食べることが大事です。
ダイエット中は、油を控える傾向がありますが、良質な油は血中のコレステロールや中性脂肪などを排出するのでダイエットに有効です。
糖質制限ダイエットは、完全に糖質を抜きにするのではなく、一日の糖質の量を50g以下にすることがポイントです。
糖質の量は、20g以下が効果があると言われています。ただ、最初は無理をせず30から50gになるように糖質制限をするといいでしょう。
糖質制限によるダイエット効果
糖質制限ダイエットは主に以下のような効果があります。
・摂取カロリーが減少する
炭水化物は一日の食事で得るカロリーを約50%占めているため、炭水化物を抑えると、摂取カロリーを減らすことができます。
・脂肪燃焼の効果
糖質の摂取量が減ると、蓄積された脂肪を分解しようとエネルギーに換えようとするため、脂肪燃焼が促進されダイエット効果が高まります。
・血糖値の上昇を抑えることができる
血糖値が上昇すると、膵臓からインスリンが分泌され、血中の糖が処理されます。インスリンは、余分な糖を脂肪として溜め込む働きがあるので、血糖値が急激に上がると脂肪になりやすいです。
あなたは悪くない!「食事制限してるのに食べちゃう…」そんな悩みを抱える人には
痩せたい、ダイエットしたいと思って食事制限してるのにどうしても食べたくなってごはんやお菓子を食べてしまうことってありますよね?
食事制限すると決めたにもかかわらず、自分の意志が弱いように感じてしまう。これって結構みんなが抱えている悩みなんです。
でもこれはあなたの意志が弱いわけではないし、ましてやあなたが悪いなんていうことではありません。
上に書いたように、急なダイエットは脳がストレスを感じている場合があります。これはあなたの意志と必ずしも同じということではありません。
そうであれば、ストレスの少ないダイエットをすればいいわけです。ここでおすすめしたいのは、食事の一部をヘルシーで手軽な食品に置き換える方法です。
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まとめ
食事制限をしても痩せないという女性の皆さんが、陥りやすいダイエットの失敗の原因は、極端な食事制限による脳のストレスでした。
脳のストレスを感じないためには、極端な食事制限ではなく、糖質制限ダイエットをおすすめします。正確にいうと炭水化物でしたね。毎日の主食であるご飯やパンを減らし、糖質を50g以下にしましょう。
糖質制限ダイエットは、食事制限よりも脳のストレスもかかりにくく、リバウンドしない健康的なダイエットと言えます。
これから、ダイエットをしようと思っている人は、食事の量はそのままでいい糖質制限ダイエットをして理想のボディラインを手に入れましょう。