痩せたいなら生理周期を取り入れてマイナス5キロを1ヶ月で目指そう

女性は1ヶ月のなかで痩せやすい時期と痩せにくい時期があるのをご存知でしょうか。

それは生理周期が深く関係しているのです。生理が来る前と生理が終わった後では体のなかが大きく変化していて、

それをうまく取り入れれば無理なく、リバウンドしにくいダイエットを行うことができるのです。

今回はそんな痩せやすい時期と痩せにくい時期を意識して1ヶ月でー5キロを目指しましょう!

生理周期とダイエットの関係

生理は女性にとって長く付き合っていかなくてはいけないものですよね。この生理周期を組み合わせるとダイエットは効果的に行うことができるんです。

まずは知っているようで知らない生理について解説していきます。

生理(周期)とは?

女性の一生のうち、生理があるのは平均35年から40年です。女性にとっては長い間付き合っていかなくてはいけない生理の仕組みについてしっかり理解していきましょう。

子宮の内側は子宮内膜というもので覆われています。生理の周期に応じてこの子宮内膜が厚くなっていき、生理が始まるとこの内膜の表面部分が溶けて剥がれ落ちていき出血が始まります。さらにこの子宮内膜が壊される時に出る酵素の働きによって血液を固まらせる凝固因子が破壊されてしまいその結果が経血となります。

そして剥がれた機能層の下には、基底層という部分があり、また次の月になると新たに組織を作り出し内膜を厚くしていきます。このように子宮内膜が剥がれて外に出て、また作り出すという毎月のサイクルは女性ホルモンによって起こります。これが毎月繰り返されている状況です。

生理周期は生理が始まった日から次の生理が始まる前日までを指します。通常25日から38日で回っていきます。そしてその生理周期は大きく分けて4つの期間に分かれます。

・生理期
・増殖期(卵胞期)
・排卵期
・分泌期(黄体期)

これらの期間によって心も体も変化しており、痩せやすい時期、痩せにくい時期が変わってくるとされています。

痩せやすい時期と痩せにくい時期

では痩せやすい時期はいつなんでしょうか。その時期は生理が終了した日から2週間の間なんです。逆に生理が始まる1週間前から生理が来ている間は痩せにくい時期とされています。この1ヶ月の間の2週間ずつの時期をダイエットにうまく取り入れることで効率よく体重を減らすことが可能になってきます。

ホルモンがダイエットには重要?

では痩せやすい時期と痩せにくい時期はわかったけれどなぜそんな違いが出てくると思いますか?その理由は2つのホルモンが多く関係しているとされています。そのホルモンが「エストロゲン」と「プロゲステロン」です。

エストロゲンは妊娠の準備を整えたり、女性らしい身体を作ったり、さらには代謝をよくするなどの役割を持っています。生理が終了した1週間後から徐々に量が減少していくホルモンです。

逆にプロゲステロンは排卵期から生理前までに多く出され、妊娠に備えて栄養や水分を体内に溜め込む役割があります。その結果整理中むくむことにつながるのです。

そのため生理後の2週間はエストロゲンの量が増え食欲が抑えられ代謝が良くなる傾向にあります。そして生理中のイライラがおさまりストレスも溜まりにくい時期です。さらにプロゲステロンの影響で溜め込まれていた水分などが排出されやすい時期でもある為ダイエットに適しているのです。

生理後2週間の過ごし方

生理が終了した2週間は脂肪の燃焼効果が高い時期なので、しっかりと身体を動かすようにしたい時期です。特にエストロゲンの量が多くなるので筋肉を鍛えると引き締まった身体になりやすいと言えます。

気になる部位を引き締めるエクササイズを無理のない範囲で、少しきついなと感じる程度行うと良いでしょう。今回は誰でもできる2種類のエクササイズを紹介します。

【足痩せしたい人におすすめ…足パカ!】

①仰向けに寝て足をまっすぐ伸ばしたら直角に足を上げます。(横から見たらL字になるように)

②そのまま横に開けるところまで開きましょう。これを繰り返しパカパカ行いましょう。

※ゆっくり行うとさらに効果が上がります。10回を1セットで3セットから5セット程度自分にあっただけ行いましょう。

【お腹痩せしたい人は…クランチ!】

①仰向けに寝て両膝を90度に曲げます。

②頭を軽く起こします。(手は頭の後ろでもお腹の上でもOKです)

③息を吐きながらお腹を丸め頭を持ち上げます。(胸と恥骨が近づくイメージで)この時2〜3秒ほどかけて持ち上げます。

④しっかり持ち上がったらそこで1〜2秒止めます。

⑤息を吐きながらゆっくり身体を倒していきます。肩甲骨が地面につきそうになったら①に戻ります。これを10〜20回を1セットとして1〜2セット行うといいでしょう。

 

生理前、生理中2週間の過ごし方

生理前1週間と生理中はプロゲステロンが増えている時期なので、あまりダイエットをおすすめしません。しかし、全くダイエットを意識せずに過ごしてしまうとせっかく痩せた分が台無しになってしまいます。

その為、ダイエットというより健康的な身体作りを意識すると良いでしょう。

ではこの期間に注意したい点をまとめます。

・甘いものを食べ過ぎない:生理中はストレスがたまり甘いものを欲する傾向にありますが、白砂糖を多く摂取すると身体を冷やす原因になり生理痛をひどくしてしまいます。

・カフェインを控える:こちらもカフェインに含まれるニコチンの影響で血行が悪くなり生理痛を引き起こすことがあります。

・野菜を摂取する:ダイエット中は栄養バランスが崩れやすくなります。積極的に野菜をとって健康的な身体作りを意識しましょう。簡単に野菜を摂取できるのにおすすめなのが「すっきりフルーツ青汁」です。詳しくはこちら ぜひ試してみてください。

・軽い運動をする:この時期決して運動する意味がないということではないので、体調が優れる時はウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。

最後に

女性にとって生理は長い間関わっていかなくてはいけない存在ですよね。だからこそ生理をマイナスに捉えるのではなくうまく付き合っていき、ダイエットに対しても味方にしちゃいましょう。

無理なく楽しくダイエットを続けていき理想の体型にを目指していきましょう!